イージング・デュレーションは大事
アニメーションの設定においてイージングとデュレーションは大事です。この2つのパラメータを調整することで、アニメーションの印象が大きく変わります。
イージング
イージングはアニメーションの進行度合い示すものです。イージング関数と呼ばれる数式で表されます。たとえば、ease-out
は最初は速く、最後は遅くなるイージングです。逆にease-in
は最初は遅く、最後は速くなるイージングです。
自分はいつも下記サイトでイージング関数を確認しています。
CSSではtransition-timing-function
プロパティやanimation-timing-function
プロパティがイージングの設定になります。この初期値はease
ですが、変化が弱めの関数なので、あまりメリハリのないアニメーションになりがちです。アニメーションの印象を変えたい場合は、イージング関数を個別に設定するのをオススメします。
とりあえずeaseOutQuart
あたりをつけておくのが無難かなと思います。
イージングのつけかたは下記記事が参考になります。
デュレーション
デュレーションはアニメーションの継続時間です。一般的には短い時間のほうがシュッと、長いとゆったりとした印象になります。イージングとの組み合わせ次第でアニメーションの印象は大きく変わってきます。0.1秒の違いでも結構印象は変わるので、細かい調整が必要です。
デュレーションはプロパティごとに別の時間にすることもあります。動きながら出現する系の場合、oapcity
とtranslate
のデュレーションを変えることもあります。イージングにもよりますが、oapcity
の継続時間が長いと透明時間が長いのでtranslate
の動きが分かりにくいことがあります。その場合、opacity
のデュレーションを短くすることで、translate
の動きを強調することもあります。
ほかにも、アニメーションの発生の遅延(ディレイ)を加えることでアニメーションの関係性を調整することもあります。
まとめ
イージングとデュレーション、およびディレイ次第でアニメーションの印象は大きく変わります。自分はいつもこの調整に時間を溶かしてしまいます。もっと早くバシッと決められるようになりたいですね。